日本酒のメモ
年末年始でいろんなところのお酒を飲んだのでめもめも。
どっかで飲んだ
あまくてお米の味がする。
- 山﨑醸(愛知・尊皇蔵元)
- 鍋島オレンジラベル(佐賀・富久千代酒造)
- 若波純米吟醸TYPE FY2(福岡・若波酒造)
- 陸奥八仙(青森・八戸酒造)
- 酉也吟純聖(いぎんじゅんせい)山廃純米吟醸(滋賀・美冨久酒造)
- 梵(福井・加藤吉平商店)
さっぱりしてて、じわっとうまみがきておいしい
- 新政(秋田・新政酒造)
- 神雷(広島・三輪酒造)
覚王山いた家
- 真澄(長野・宮坂醸造)
- ばくれん(山形・亀の井酒造)
やまみ
ひやおろしキャンペーン中
- 飛露喜(福島・廣木酒造酒造)
- 今錦 特別純米酒 中川村のたま子(長野・米澤酒造)
- 天狗舞 山廃(石川・車多酒造)
- 佐藤卯兵衛(秋田・新政酒造)
- 白瀑 山本(秋田・山本合名会社)
- 旦(山形・笹一酒造)
- 獺祭(山口・旭酒造)
夏真っ最中
映画をまた観たのでそのめも。
「RED DRAGON」
2001年、アメリカ・ドイツ ブレット・ラトナー
羊たちの沈黙の直前まで、レクターを逮捕したFBI捜査官であるウィルのお話。続編としても、単体としても非常におもしろかった。
異常犯罪者はモンスターなのか人間なのか、ということが裏に横たわっていて、レクターはモンスターとしてウィルはその中間をさまよう者として描かれ、フランシスのモンスターから人間へという描写がクロスして、とてもダイナミックだった。最後のはびっくりした。
やっぱりアンソニー・ホプキンスはすごすぎる。
「ハンニバル ライジング」
2007年、アメリカ・イギリス・フランス ピーター・ウェーバー
シリーズ4作目でレクターとしては最初の話。ハンニバル・レクターがなんで生まれたのかという話で、復讐劇。
なんとなく後付け感があって、今までのシリーズとはちょっと違う感じだった。おもしろかったけど、ちょっと物足りない感じ。
「素晴らしき哉、人生!」
1946年、アメリカ フランク・キャプラ
アメリカでは年末の恒例の映画らしい。とっても王道なおもしろい映画だった。結婚初夜、ぼろ屋敷のシーンはとっても素敵だった。奥さんも賢くて勇気のあって愛のある素敵な存在。
ぜんぶのエピソードがつながって、どんなに素晴らしい人生だったのかと自分のこれまでを思わず振り返ってしまうね。
七夕雨の日
映画をまた観たのでめも。
「グッドウィルハンティング」
1997年アメリカ ガス・ヴァン・サント
分かりやすく無駄のない面白いお話だった。「能力を持つ者がチャンスに手を伸ばさないで、能力を持たない者はどうすればいいのか」みたいな話はあんまり好きじゃなかったけど、ウィルとショーンの交流とか理屈で分からない事を知っていく過程とかは良かった。後味のいい、良い話でした。
「羅生門」
1950年に本 黒沢明
話が幾度もひっくり返し、確からしいと思われた第三者からの観測にもケチがつく。普通に考えると第三者である杣売りが見たのが本当で、その他三人は己のために嘘をついていると考えるとのが正しいだろうけど、それも最後の刀のくだりを考えると信じてよいのか疑わしくなる。
鬼も恐れるという羅生門の下で、善悪で簡単に判断のできないような、人間の深い業があぶり出される感じでおもろかった。
映像など
また借りてきた。お笑いと映画。
「the very vest of ダウンタウンのごっつええ感じ 01」
「同上 02」
なつかしのお笑い番組。おもしろい。
「ファウスト」
1994年チェコ ヤン・シュヴァンクマイエル
ファウストを現代の男に追体験させるような構成。原題は Lekce Faust (直訳:ファウストの教え)らしく、こちらの方がしっくりくる。
シュヴァンクマイエルテイストは変わらず、はじめは分離していたお人形と人間がだんだん区別がつかなくなっていく様がおもしろい。
ファウストの原作ストーリーを知らなくて見始めて、途中でこれは知ってた方が絶対面白いやつだと思ったので、高速であらすじだけ勉強して、再出発した。
「ブレードランナー」
1982年アメリカ リドリー・スコット
おもしろいという話だったので借りてきた。いわゆるサイバーパンクが台頭し始めた頃の作品らし。
ふたつDVDが入っていて、片方はFINAL CUTというやつで、FINL CUTの方を観た。
お話がよくできているし、世界観がかっこいい。レプリカントの悲しみや、主人公の葛藤がとても良かった。ロイ・バッディが最後に殺さないのは、途中からそうだろうなあと思った。そういう流れがちゃんと作ってあった。ロイの最後の台詞で、日本語訳は「あらゆる記憶が消えてゆく。涙のように。雨のように。」になってたけど、喋っていた通りの「tears in the rain」雨の中の涙のように、の方がずっと良いと思った。
ハンニバル・レクターがすごかった。猟奇的な部分もあるけれど、そういったホラー的な要素よりも、主人公たちの心理描写がたいへんおもしろい。ハンニバル氏がクラリスの過去に踏み込んでいくところとか、ある意味で犯罪的で官能的だと思った。